テレビ番組の編集は参考になる

私がテレビを観る時間は、意図的に自分から観るのは週に2~3時間といったところでしょうか。おもにニュースだけでもうほとんど観てません。

あ・・・去年「半沢直樹」は観ました。

あとは平日のお昼時間に小一時間程度、昼のワイドショー的なやつを眺めてるぐらいですね。
ほんと観なくなりました。

「テレビがつまんない」って一言で片付けるのは簡単ですが、自分の嗜好の変化や生活環境の変化もかなり大きな部分を占めてるわけで、私の場合はネット中毒になっただけ、という言い方もできます。

とにかくテレビは観なかったし、まー観ても大しておもしろいとも思わない状態でした。

ところが、動画製作を始めてからは時折観るようになりました。

「お、字幕ってこんな感じでだすのか」
「あー強調する言葉は大きさ変えんのか」
「ん?いま何秒ぐらい一時停止した?」
「なるほど、いまの場面切り替えはあーすんのか」

など、要するに編集がすごく気になるようになりました。
ちなみに番組内容まったく興味ありません。お笑い芸人が何してたか記憶に残らないし・・・。

やっぱりね、プロのする仕事はいろいろためになります。
何が・・・って言われてもうまく説明はできませんが、シーンチェンジのタイミングや秒数、字幕の大きさや種類、表示する時間など、とても参考になります。

 

さて、よくネット掲示板やコメントで、バラエティー番組でお笑い芸人がしゃべった台詞に字幕がつくことにすごい批判的な意見をする人がいます。

しかし、今の時流として多くの視聴者を獲得しやすい方法、というのがこの字幕をだして笑いを誘導する、というのがベターなんだと思います。好き嫌いが問題なのではなくそーするのが観てもらいやすい、わかりやすい、ということです。

声高に嫌悪感丸出しの意見は相手にしなきゃいいだけです。
どーせ観るんだから。

ただし、字幕出せば観てもらえる、と言ってるわけじゃないので勘違いしないでくださいね。

 

最近は、正直字幕よりは、場面の切り替えやどーいったシーンを使ってるのかという、番組全体の緩急のつけかたが結構ためになるなーと思ったりもします。

具体的には、ニュース番組でキャスターが何秒しゃべったあと録画に切り替わるかとか、天気予報でお姉さんがパネル1枚で何秒しゃべってるかとか、そーいうところをチェックしてたりします。
とにかくしゃべる内容をよくしたいという気持ちも強いですしね。

なのでバラエティよりはニュースのほうがいいかも・・・と思ってたりもしてます。
その影響か、最近はあまり字幕で強調したり・・・してないかもなー。

テレビ観なくなって久しいですが、やはりそれで飯食ってる人たちが作る番組は、何かしらヒントになるものがたくさん詰まっている、ということです。

前に『投稿者と視聴者の目線は違う』という話をしましたが、動画投稿するようになると、テレビ番組も見るところが変わってくるということですね。

 

P.S. Season5 Part21 の編集をぼちぼち始めました。