もはや時代はスマホで視聴

モニタの話をしたので、昨今の視聴事情の話を少し。

私が方向音痴シリーズを投稿し始めた3年前は、動画サイズも512×384が主流だったし、Youtubeも640×480がメインでした。しばらくしてYoutubeではHDサイズも可能になり、遅れてニコニコ動画も徐々にワイドサイズに対応していきました。

一般家庭にも光回線が普及しつつあり、高速大容量転送が可能になりました。
さらに驚くべきは、スマートフォンの爆発的普及、しかもLTEなどの技術進歩により、携帯でも高画質の動画をスムーズに観られるようになりました。

数年前までは、サーバーが重いからエコノミーで視聴、転送が遅いから画質落として視聴、携帯じゃまともに見られないからパソコン視聴が前提、といった感じだったので、作る側の動画もそれほど画質やらを考えなくてもよかったように思います。

でも今はもう違います。視聴環境が追いついてきました。
ということはつまり、動画にはそれなりの画質が求められるようになってきています。

今、動画をスマートフォンで見てる割合、どれくらいか知ってます?
3割ですか?
5割ですか?

正解は7割です。

冗談みたいな数字ですがホントです。今時パソコンで動画なんて観てないんです。みんなスマホかタブレットです。

Youtubeでは、視聴者がどの端末で観てるかという情報がわかります。
私がニコニコからYoutubeに転載したちょうど1年前は、スマホが5割でした。それでも十分多いなーと思ったんですが、この1年でさらに増えました。

つまり動画作りはもはや、スマホユーザーを基準に作らないといけなくなっているわけです。

私の動画も、撮影は1280×1024のフル画面で録画し、編集サイズは、Season4までは512×384、Season5からは640×480で編集しています。てかしてました。

私はいまだにスマホ持ってないので、そーいう端末で観る機会がありませんでした。
そこで家族のを借りて自分の動画を観たんです。

正直きびしかったです。

ただでさえ画面の小さいスマホで、4:3サイズの端っこが黒帯になる動画は観づらいのです。
というより「いいかげんワイドにしろよッ!」と言われてる気がしてなりませんでした。
加えてスマホで観る場合、まーおそらく外での視聴だと思うんですが、外光があるところで暗いシーンを観るとまったくわからないんですね。ガラスの反射なんかで。

マインクラフトで地下探索時やネザーでの活動している動画で、結構明るく編集してるのに「暗い暗い」と言われる理由がわかりました。ネザー遺跡なんか相当きついです。あれはパソコンでも観づらいですから、スマホなんかじゃ何やってるかわかんないわけです。

今でも十分財政的に厳しいんですが、そろそろワイドサイズにしないと時代に置いていかれるなーというのを痛感したので、がんばってでかいモニタを買ったというわけですわ。

これで次からワイドだぜ!