ブラウザバックとか書くべきではない
私も一視聴者としていろんな動画を観るわけですが、多くの動画で
「○○が苦手な方はブラウザバックしてください。」
という注意書きをしているのを結構みます。
カテゴリ的には、ゆっくり実況プレイ、東方Project、ボーカロイドなどでよく見かけます。他にも、プレイ内容が~とか、しゃべりが~とかあるんですが、
これ・・・要するに「嫌なら観るな」ってことですよね?
つまり前もって宣言しとくことによって、アンチコメントされたくない、またはアンチコメントされた際の言い訳をするための予防線を張ってるんだと思います。
でもさ・・・意味ないっス!
ブログで散々言ってますが、何したってアンチコメントはされます。
そもそも視聴者は、注意書きなんか見ない聞かない気づかないの3原則が基本スタイルであり、アンチであれば何であれ難癖つけてくるものです。
それこそ逆に「嫌ならブラウザバックって書いてんだから文句言うなよ」とか反論したら、それをネタに「ぷぷ、何ムキになって反応しちゃってんの!」とからかわれるだけです。
そもそも動画投稿において、苦手ならブラウザバックとか言う必要ないんですよ。
・・・合わなきゃ勝手に観るのやめるんだから。
で、なんでこんなこと書くかというと、
意味ないだけならまだマシで、ぶっちゃけ大損してるんですよ。
『動画製作者は観とくべき動画』でも言いましたが、動画の出だしのは超重要です。
その大事な出だしで、嫌なら観なくてもいいです、と逆宣言しちゃってるわけですよ。
大失敗もいいとこです。いますぐやめるべきです。
つまんない注意書きするぐらいなら、とっととゲーム始めてクリーパーの爆死シーンでも流したほうがよっぽど再生数稼げます。
有名投稿者や6桁再生いってるような投稿者の動画で、んなことしてる動画なんてないですよ。
それにですね・・・
動画投稿は「嫌でも片目つぶって観てください」という姿勢でないとやっていけないです。
「気に入らない面は多々あろうとは思いますが、椅子に座ってコーヒーでも飲みながら十数分我慢してくださいね。」ぐらいの心情で視聴者にたいしては接するべきです。
(直訳はそんなやさしい言葉使いではありませんがね・・・。)
動画投稿するってことはどんな出来であれ、観てもらいたい代物なわけです。
自分ががんばって作成した製作物ですからね。
だったらどんどんアピールする方向でいきましょうよ。
動画投稿で一番つらいのは無視されることです。
気づいてもらえない、観てもらえないことです。
文句言われる、人に嫌われる・・・そんなことは観てもらえさえすれば瑣末なことです。
でもどーしても注意書きを書きたいって人がいるなら、次のようにしてみたらどうでしょう。
例えば携帯や消費者金融のCMみたく、読ませる気がまったくない注意書きにするとか・・・。
表示時間を0.5秒にするとか、読めない小さい字にするとかね。
それか、動画の一番最後に表示して・・・「もう観ちゃったよ!」と、さまーずの三村ばりの突っ込みを狙う使い方にしとくとか。
まーなんだ・・・ネタになる注意書きならアリかも・・・とは思います。
嫌ならブラウザバック・・・なんて言葉は、投稿者の立場からみてて、とてもさびしいものがあるのですよ・・・。
謙遜の履き違えみたいなものですかね。
動画投稿者の平均年齢は、きっと高齢ではないでしょうから、「忙しい視聴者さんへの配慮」という、あp主から相手への思いやりの表れなんでしょう。
あるいは、万人受けを狙うのではなく、解る人に向けての動画っていいたいんでしょうね。
「ブラウザバックして下さい」じゃなくて、むしろ「~の成分が苦手な方はF5連打してください」って書いたほうがいい。
また、本の話になりますが、「シアター!」という本で、
こんなセリフが出てきます。
「手ェ抜いたんならともかく、そうじゃないなら『いい仕事しました』って胸張るのが、売り手の義務」
Bellさんが言ったことはそういう事かな…と思う今日この頃です。
確かによく見かけますね。動画内で言ってる方もいれば、主コメに書いてる方も。この注意書きを見る度、予防線を貼ることも大事か…と思いつつ、例え好きな投稿者の方であっても排他的な印象を受けました。
ただ、スマホ、少なくともiOS端末の人は好きな投稿者で無い限り、まず主コメをほとんど見ないと思います。というのも、iOS端末はPCの様にスクロールすれば主コメが見れるのではなく、動画詳細ボタンを押して初めて主コメやタグが表示されます。ですので、スマホからの視聴が大半を占める今、主コメで予防線張ってもまず気付かれないってのが多いんじゃないかなと思います。
基本的にあれは配慮といいつつ予防線です。
同じクラスタ、同じ趣味でわいわい見ましょうとか、アンチや別の考えの方は見ると不快になりますよってことかな。
まぁ、だいたい主文読む人いなかったりしますが、そのせいか、動画投稿者は一部動画コメに対してネガ発言をツイッターでしますね。
特定の人向けの発言なわけですが、賛同者でもない一般視聴者はそういうのも含めて離れて行ってしまいます。
アンチは何をやらせてもアンチなので、嫌なら帰れより、ご了承くださいとか、正しい日本語かはおいといて、オブラートに包むほうがいいとおもいますね。
確かにそうですね
ですが、「書くな」と言わなくてもいいのでは……
いや別に書いてもいいと思うが?
ある程度の予防線が無いとコメント内で動画についての事何か書かれなくなるよ
あるのは投稿者アンチと投稿者を擁護する奴らのうんこの投げ合いだけ
注意文は視聴者のためっていうより、それを理由に荒らすバカを抑制するための予防線なんだよ。それに投稿してるジャンルにもよる。
物語系を投稿してる投稿者なんかだと6桁再生の人でもこういう注意文は見かけたりするし、Bellさんの視野が狭いだけですね。
理解できる面はありますが、「書くべきではない」は言いすぎかと思います。
Bellさんは「音声合成ソフトを使い、ゲームを実況風に喋りながらプレイする動画」が、どれ程ニッチなジャンルであるか自覚が無いのではないでしょうか。
そもそも「ゲームを実況風に喋りながらプレイする動画」の時点で万人向けではありません。
普段そのジャンルをよく見ている人、投稿者にとっては馴染みがあっても、他の人にとってはそうではありません。
これは実際に起こった話ですが、以前「人体には使用しないでください」と注意書きがあるメラミンスポンジを幼稚園の先生が油性ペンで落書きしてしまった児童の体に使用し、怪我をさせたニュースがありました。
先生は、商品に注意書きがされているにも関わらず、「見なかった」ため子供に怪我をさせてしまった。
動画の注意書きも同様で、視聴者に負わせる怪我、不快感を避ける意味があります。
クレームを避けるという意味合いもあると思いますが、注意書きはそういったトラブルを事前に防ぐためのものです。
動画の音声に対して不快感なんて…と思われるかもしれませんが、動画に関わらず漫画、アニメ、ゲーム…表現の許容範囲は人それぞれです。
注意書きは投稿者の気遣いです。
その単なる気遣いに対して、Bellさんの意見は過剰反応ではないかと思わざるを得ません。
少なくとも、注意書きを載せていても再生数の多い動画は沢山存在します。
再生数と注意書きの有無に関連性は無いかと。
アピールしたいのであれば、サムネイルという方法もありますから。
今さらのコメントですが
最近はタイトルに【ゆっくり実況】とつけたり、サムネイルに饅頭を置いている方が多いですよね
「注意は書かない」「予防線は張るべき」という二極ではなく、「そもそも嫌いな人がクリックするサムネイルにしない」という考え方もいいのではないでしょうか(アンチが何か言ってきても「タイトル見ろ」で終わる)
「下ネタゆっくり実況」がYouTubeやニコニコで存続している理由はそれだと思います
サムネに陰語をでかく書いておけば、HENTAIのみが集まるすてきプレイスの出来上がりです(環境型セクハラだとかいうコメントは防げませんが)